ナスタチウム(キンレンカ)の種まき

ナスタチウムは別名金蓮花と言われる南米原産の一年草です。赤や黄色の花を咲かせ観賞用としても、また花や葉は食用としても活用できるハーブの一つでもあります。

夏野菜と混植したナスタチウム

種から育てる。

栽培は苗を購入しても始められますが、種も市販されています。

種からでも育てやすい植物なので種まきをしていこうと思います。

ナスタチウムの種は8㎜くらいの大きさでバジルやカモミールの種と比べ1粒が大きい。

開花後に実を付け、乾燥すると種になります。

嫌光性種子

ナスタチウムの種まきに際しては、光を嫌う性質の種であること。

その場合は土に蒔くときに2~3㎝くらいの穴をあけて光を通さないようにすることが望ましいです。浅く種を蒔くと発芽率は低下します。

私はさらに遮光シートを上から被せて光を遮断し発芽を待つことにしました。

日陰に置くのも良いですね。

発芽

暖かい春の時節ですと数日もすれば発芽します。遮光シートを日々覗いて発芽の有無を確認しました。発芽後はしっかり太陽の光を浴びさせます。

そのまま日に当てないと茎だけが長く伸びてしまいます。(徒長

ナスタチウムの特徴

ナスタチウムは暑さは苦手なハーブ。一年草ですし5~6月に開花した後は弱ってしまいます。開花後の種を乾燥させて再び蒔いて秋に開花させることもできます。

ナスやキュウリと一緒に植えることで害虫予防にも役立つコンパニオンプランツとして活用することもできます。

 

成長は早い



 

ローズマリー栽培の魅力

好きなハーブは何ですか?と尋ねると「ローズマリー」という声が多く、ハーブの定番と言える植物です。

初めてハーブを栽培するなら、まずローズマリーをお勧めします。

ローズマリーってどんな植物?

ローズマリーはヨーロッパ原産のシソ科多年性常緑低木です。「低木」なので分類としては樹木となります。また、常緑性なので冬でも基本的には青々とした葉を茂らせますので年間を通して収穫が可能です。耐寒性も高く露地での冬越しも可能ですが、品種によっても耐寒性はまちまちなので耐えられないものも中にはあります。

立性、ほふく性、半ほふく性など品種によって成長の仕方に違いがあるのも特徴です。

 

魅力①栽培のしやすさ

ホームセンターや園芸店のハーブコーナーに苗が置いてあるので手に入れやすい植物です。地植え、鉢植えともに水はけの良い土を好み、肥料過多に注意し育てます。春秋はよく成長しますが夏の高温多湿は好まないので、梅雨前に風通しを良くしてあげます。お庭のアクセントにもなり比較的旺盛に成長するハーブです。

 

魅力②香りの良さ

ローズマリーの葉には特有の香りがあります。カンファーやシネオールと言われる成分によるものです。人間にとっては爽快感を感じる香りですが、害虫にとっては苦手な香りのようです。蚊やハエ、蛾、ダニ、ノミへの虫除け効果があると言われています。

また、ローズマリーの香りは集中力をアップさせる効果もあります。

 

魅力③多目的に活用できる

ローズマリーは肉の臭い消しや香り付けやオイルとして、ハーブティーとして料理や飲用に使用できます。フレッシュのままでも乾燥させても良いです。

アルコールを注入しチンキ剤としても、さらにはそのチンキ剤をワセリンと融合させてバームも作れます。私も作りましたが仄かなローズマリーの香りはとても癒される気持ちになります。他にもポプリや消臭剤としてもローズマリーは活用できます。

 

ローズマリーは常緑のまま四季を過ごすので観賞用としても最適です。小さな花をオフシーズンに咲かせたりもします。

 

カモミールの無限栽培⁉

カモミールというといくつか種類があります。ここでいうカモミール一年草ジャーマンカモミールについてですが、ローマンカモミールという草姿や用途も酷似しているが多年生のカモミールも存在します。

ほかにもダイヤーズカモミールという染料に使われるものもあります。

4月後半頃から開花し始めるジャーマンカモミール

 

ジャーマンカモミールは冬に強い。

秋に種を蒔き、冬に入る前に植え付けをしました。ジャーマンカモミールの耐寒温度は

-15℃とも言われています。私の住む埼玉県では特に対策せず霜や寒風にさらされても枯れることなく冬越しをしてくれます。

さらに言えば、こぼれ種のカモミール達が畑に無数に出ていますが、小さな株であっても寒さにやられずに春を迎えています。冬の間は目立った成長はありません。

生育温度は?

ジャーマンカモミールの生育に適した気温は15℃~25℃。

3月以降気温が上昇し徐々にカモミールが成長をし始めました。

冬季は葉を地面に接触している姿で休眠し、気温上昇とともに葉を立てています。

秋蒔きであれば4月後半には開花をしてくれます。

冬に強いハーブでありますが、高温多湿には弱く夏越しのほうが困難となります。

個人的には春の種まきより秋に種を蒔き翌年開花をおすすめします。

 

無限栽培とは?

ジャーマンカモミールを育てていると、こぼれ種から無数に発芽をしてくれます。

5月頃に開花をすると6月中には種がこぼれ落ち、株元に小さな苗が出ているのがわかります。前述の通り夏には弱いハーブなので夏を越せないものが殆どですが、秋の落ち着いた時期に出てくる苗はそのまま冬を越し、また春に開花をするのです。

なので、種まきをしなくてもこぼれ種で栽培を楽しむことができるのです。

こぼれ種で育ったカモミールを植え替えました。

交雑したこぼれ種カモミールは、香りが弱くなるとも言われています。

ハーブは地植え?鉢植え?どっちがいいの。

初めてハーブを栽培するにあたり、地植えがいいのか鉢植えがいいのかと疑問に思うことがありました。それぞれ栽培環境に違いがあることやハーブの特性によって選択するようにしましょう。

  • 結論から言いますと、どちらでも栽培は可能です。

 

どちらで植える?

鉢植えは限られたスペースでの栽培となります。しかしハーブは大きく育つものや繁殖し勢力を拡大するものがあります。

例えばミント系では匍匐茎(ランナー)を伸ばし勢力を広げます。生育も旺盛で花壇にミントを植えると、一面ミントになってしまうなんてこともあります。

そのようなハーブは幾つかあるので、ミントは植えたいけど…という場合は鉢植えをおすすめします。

鉢植えのメリット

  • 鉢植えの大きなメリットは移動が可能であること。花壇がどうしても日陰になってしまたり、季節によって直射日光がキツイ場合は日陰へ、冬場は軒下や屋内への避難が容易にできます。
  • 繁殖旺盛なハーブを花壇に植えるのは…という場合は鉢植えにするのも一つです。

鉢植えのデメリット

  • 根の張り出しに制限があるので、2年ねいし1年に一回の植え替えが必要になります。そのまま植え替えをしないと根詰まりになり弱ってしまいます。
  • 根に制限があるので地植えと比べ大株にはなりません。
  • 水やりの必要があり、季節や気温によって水やり頻度の調整が必要になります。
  • 定期的に施肥をする。

30㎝の鉢で栽培したもの。



地植えのメリット

  • 地植えの大きなメリットは大きく育てられること。根の制限がないので大きく成長させることができます。
  • 一旦根付いてしまえば水やりはさほど必要ではありません。降雨のみでOK。

地植えのデメリット

  • 地植えにすると容易には移動できません。中には植え替えを嫌うものもあります。日差しや耐寒性を考慮し植え付けるようにしましょう。
  • 繁殖旺盛なハーブは無制限に増えることがあります。
  • 大きく成長するハーブがあります。例えば2mを超えるものを植えるときは、成長した姿を想像し他の植物の日差しを遮らないように株間の配慮が必要。

地植えのレモングラス

レモングラスの画像を参照していただくと、鉢植えより地植えのほうが葉の数は多く茂っていることがわかります。実際地植えのレモングラスは相当に大きくなりました。

しかし、レモングラスは耐寒性が低いため露地での冬越しは困難であり、枯れてしまうこともあります。

また、成長すると2m近くにもなるので他の植物を近傍に植えていると日差しを遮ってしまうことにもなります。

ご自身の栽培環境やハーブの成長特性を確認しつつ、地植えにするのか、鉢植えにするのかを選択してみてください。

レモングラスの冬越し

レモングラスってどんなハーブ?

レモングラスの原産国はインドで熱帯地方原産のハーブです。

イネ科の多年生植物でレモンの香りが特徴でアジア料理によく用いられます。

熱帯地方原産であるため高温多湿の環境には強い、反面寒さには弱く、10℃で成長が止まり0℃で枯死してしまいます。

私の地域では、冬は-5℃くらいまで下がることもあり、戸外で栽培しているレモングラスにとって冬越しは最大の課題といえます。

越冬するには・・・

鉢に移して屋内に設置する。

一番安心な方法としては、寒さが本格的に始まる秋の終わりころに鉢やプランターへ引っ越しさせる方法です。

戸外では寒風や降霜により株へのダメージが大きいので、これらを避ける目的で屋内へ移動させます。使用する土は花壇の土で対応します。(春にまた戸外へ植え替えるので、一時凌ぎです。)

鉢上げした大株。周囲は40㎝

戸外のまま、対策を施す。

レモングラスは暖かい時期に大株に成長します。複数株があると、その全てを鉢に移し替えるのもかなりの手間となり、スペースの問題もあるので対策を施します。

12月初頭に株元からカットしその上に土を被せ、さらにビニールで密封しました。

しかし、気温がある程度下がらないとレモングラスは葉を伸ばしますので、被せたビニールを押し上げてしまいました。再度伸びた葉をカットしてビニール保護をやり直すことになりました。

土を被せて、ビニールで保護

何もしないで放置。

対策をしないでそのまま放置してみます。一番過酷な越冬となるわけですが、対策株との比較もしていきたいと思います。

対策せず。寒さで葉は茶色く変色。

3月過ぎてどうなった?

前述の対策から約3か月が経過しました。その後のレモングラスはどうなったでしょうか。戸外の対策株はまだ寒さが残る(3/18現在)ので開封は4月以降の予定。

冬の様子はインスタグラムで追跡報告。

ラベンダーの失敗しない剪定

 

 

ラベンダーの開花期に合わせ、3月までには剪定作業を済ませておきたい。

なぜ剪定をするのか?

 

梅雨時期に剪定して以降、成長し葉が密集したラベンダーは春に開花を迎えるわけですが、冬の強剪定をすることで新たな芽が伸び花数を豊富に付けてくれます。

もちろん剪定しなくても古葉から花芽は付きますが、既存の茎が更新されないため、木化が進行してしまいます。

花数を増やすと同時に木質化を遅らせるための剪定です。

剪定は難しくない!!

常緑のまま冬を乗り越えるラベンダーは枝を株元へだどっていくと小さな新芽を見つけることができます。

その新芽を目印にして、その新芽を残しつつ上部の枝をカットします。

枯れた葉や枝もこの時除去していきます。

剪定するとたくさんの枝が出ます。

4年目を迎えたラベンダー。主にラバンディン系グロッソ

一株剪定すると大量の枝が出ます。このまま捨ててしまうのはもったいない。

挿し木で新たな株を作っても良し。

葉を乾燥させてポプリとして活用するのも良しです。

 

 

医薬や食用にも使われるハーブとは

ハーブってどんな植物?

ハーブと一言で言うと「生活に役立つ香りのある植物」。

古くはヨーロッパ諸国で医薬に使われてきました。現代においても欧州ではハーブが医薬品として承認されていたりもします。日本にもオリジナルなハーブ(香草)が古来から食用、薬用等で使用され西洋ハーブに対して「和ハーブ」と呼ばれたりもします。

ハーブには1万を超える種類があると言われています。

 

ハーブはどこで手に入れられるの?

苗から育てる。

ホームセンターや園芸店、ネット通販などで苗を購入し栽培をスタートできます。

大抵の場合は店舗にハーブコーナーとしてエリアが設けられ、ローズマリーやミント、ラベンダー等のハーブが陳列されています。価格は店舗によって差はありますが、

1株、200円~500円程度で販売されています。

 

種から育てる。

上記店舗の種コーナーにハーブの種はあります。カモミールやパセリ、ルッコラなど。

苗より手間はかかりますが、ある程度の株数を作付けしたい場合や育苗管理を楽しむことができます。比較的珍しい品種のハーブでは苗での流通が無い事もあり、その場合は種からの栽培をしています。

 

茎や葉を購入する。

料理で用いられるローズマリーやタイム等は葉茎の状態でスーパーで販売されています。料理のアクセントや臭み消しでハーブが必要となる場合店舗で購入できます。

 

前述の通り「生活に役立つ」が目標なので栽培はその過程となるわけです。

ハーブティーを楽しみたい、お料理に活用したい、観賞用として、虫除けとして。

いろいろな目的でハーブは活用することができます。

 

ハーブを育てるには?

ハーブには様々な種類があります。主に販売されている種や苗は西洋ハーブです。

ローズマリー、タイムはヨーロッパ原産ですがバジルやレモングラスは南アジアが原産であったり、他にも南米やアフリカが発祥の植物が存在します。

ここでポイントとなるのは原産地の環境に合わせた栽培が求められます。

日本の環境でいかに原産国の環境に近づけるかになるわけですが、ハーブ自体の生命力が強いので、育たないどころか逆に増えすぎてしまったりなんてことも起こり得ます。

 

鉢、プランター植え

多くのハーブは植木鉢で育てることが可能です。以前インスタグラムのストーリーズ機能を利用して栽培方法のアンケートを集計しました。

約6割の方が鉢やプランターでの栽培をされていることがわかりました。(集計数400)

地植え

花壇や畑でのハーブ栽培ももちろんできます。

地植え、鉢植えそれぞれメリットもあればデメリットもあります。

 

今後の記事でハーブ栽培について詳細に投稿をしていきます。