ラベンダーの夏越しガイド。美しい花を来年も楽しむために…

ラベンダーは、その美しい紫の花と心地よい香りで、多くの庭を彩る人気のハーブです。しかし、ラベンダーは高温多湿な日本の夏を乗り越えるのが少し苦手です。今回は、ラベンダーが暑い夏を無事に乗り越えるためのポイントと具体的な対策をご紹介します。

6月に開花したラベンダーグロッソ

1. ラベンダーの特性と夏の課題


ラベンダーは地中海原産のハーブで、乾燥した環境を好みます。そのため、日本の高温多湿な夏はラベンダーにとって試練の季節です。適切なケアを行わないと、根腐れや病気のリスクが高まります。

 

 2. 水やりのポイント


ラベンダーは過湿に弱いため、水やりには注意が必要です。

頻度

鉢植えでは雨の当たらない軒下等に移動させます。表土が完全に乾いたら水を与えるようにしましょう。


方法

根元に直接水を与え、葉にかからないようにします。葉に水がかかると病気の原因になることがあります。
朝の涼しい時間帯に水をやることで、水分が十分に吸収され、蒸発を防ぐことができます。

 

3. 風通しの確保


ラベンダーは風通しの良い環境を好みます。

剪定後のラベンダー
剪定

開花したラベンダーを収穫し、株の半分くらいの位置(必ず新芽の上)で剪定しましょう。剪定することでラベンダーの風通しを改善することができます。


間隔を空けて植える

植物同士の間隔を適度に空けて植えることで、風が通りやすくなります。

鉢植えの場合

鉢を高台に置いたり、風通しの良い場所に移動させたりします。

 

4. 適度な日陰を提供


直射日光が強い日中は、適度な日陰を提供してあげると良いです。

遮光ネット

遮光ネットを使用して、強い日差しを和らげます。
鉢植えの場合は日中の時間帯は日陰になる場所へ移動するとよいです。タープなどを用いるのも良いでしょう。

5. 土壌の管理


水はけの良い土壌を維持することが重要です。

鉢植えの場合は、土に砂やパーライトを混ぜて排水性を高めます。


マルチング

 有機マルチング材(例:バークチップなど)を使用して、土の温度を調整し、蒸発を防ぎます。また、マルチングをすることで降雨の際に起きる泥ハネも予防できます。

私は防草シートをマルチング材として活用。

 6. 病害虫対策


高温多湿な環境は病害虫の発生リスクを高めます。

定期的なチェック

葉や茎に異常がないか定期的にチェックし、早期に対処します。

まとめ


ラベンダーが夏を無事に乗り越えるためには、適切な水やり、風通しの確保、日陰の提供、土壌管理、病害虫対策が重要です。ポイントを押さえれば、元気に夏を乗り越え、来年も美しい花を咲かせてくれるでしょう。

納屋を解体工事しました。

 

敷地内にある納屋の解体工事をしました。

元々は昭和の半ば頃まで亡き祖父母が住んでいた住宅でかつては養蚕をしていたり、納屋としては大工道具(祖父は大工でした)や材木の置き場所として利用していました。

今回解体工事を決断した理由としては、老朽化が進行して屋根や床が腐り雨漏りもひどく、いつ瓦屋根が落ちてくるかわからない状態でした。

さすがにここを改修して住もうという気にはなれず解体を決意しました。

建坪52坪の納屋。左側の建物は母屋。

解体業者を選定

個人での解体は到底厳しいので、やはりプロに任せたいところ。たまたま同級生が解体業者の社長をしており、電話してみることに。

30年ぶりくらいに再会した同級生は、せっせと建物を確認。

見たこともないレーザー光線を放つ機械で建物の寸法を確認し、建物内の残置物を確認したうえで見積書を作成してもらいました。

その後、工事日を設定してもらいました。

複数の業者に見積もり依頼しても良かったのですが昔の馴染みでもあり一社で決めました。

解体工事までにしたこと。

業者からは、「電線だけは切っておいてね」と告げられ、ここも電気関係の方に来てもらい家屋に入る電線をカットしてもらいました。

汲み取り式のトイレも清掃業者さんに汲み取ってもらいました。

家屋内に残る残置物も当時のまま、というか物置小屋と化していたのであらかじめ必要な物と不要な物を仕分け作業をしました。

金属類やケーブル類、かつて使用していた電動工具などは産廃業者に引き渡したり、紙類とくに段ボールなども多量にあったので自分達で処分できるものは市のクリーンセンターに軽トラックを往復させました。

廃棄が困難な家具類や粗大ごみ、特に一番多かった材木は解体業者に廃棄依頼することにしました。

解体工事開始

「だいたい10日くらいを見といてね。」と言われました。

解体なんて初めてなのでどう進行していくのかわくわくしながら初日を迎えました。

家屋の周囲にはパイプで足場が組まれ、白いビニールで覆われました。

いきなり解体が始まるわけではなく、残った残置物の回収からスタート。

使わなくなったテレビやガラス、アルミサッシ、他にもいろいろなものが分別していきます。

 

解体初日

解体2日目

初日は分別作業で終わりました。常時4~5人で作業されていました。

室内には材木だけが残り2日目からは屋根瓦を落としていきます。瓦も相当あったのですが手慣れた作業員たちはあっという間に瓦をトラックに落とし込んでいきます。

屋根に上り直接トラックに瓦を落としていく。

解体3日目以降

瓦がすべて取り払われるといよいよ重機の出番。納屋を崩して、廃材をトラックに載せるを繰り返していきます。重機を巧みに操る同級生。廃材は極力小さくしてトラックに満載してくれます。トラックの往復が多くなるとそれだけ手間もかかるのでそこはさすがにプロ。

作業員が役割分担しトラック上で廃棄物をさらに細かくしていきます。

5日目まででほとんど納屋は解体されました。

徐々に解体されていく納屋

解体6日目

建物の解体は終了し、基礎の解体になります。

ここも重機での作業が続きます。ひたすらコンクリートを解体していきます。

ちなみに作業日はほとんど雨でした。ここまで来ると終わりが見えてきますね。

ちなみにこの穴倉は深さが3mくらいあり梯子がないと登れません。

落ちたら大変です。

全てを撤去したのち、重機で土地を踏み固めてくれました。

基礎の解体。食料保存に使っていた穴倉?

作業終了

7日間の作業が終了し見事更地となりました。

ここにはビニールハウスなどの作業場を建てたいと考えています。

土地が若干斜めなのでまずは土を入れて平らに馴らしてからかな。

更地に。奥の建物は比較的新しい納屋なので温存。

おわりに

前々から解体を考えていたのでようやく一安心。なかなか味わえない経験でした。

今後の活用はもう少し考えてから決めたいと思います。

 

ローズマリーで垣根を作ってみた。

私が挑戦しているガーデニングプロジェクトについてお話ししたいと思います。それは、ローズマリーを使って美しい垣根を作ること。

ローズマリーはその香りと美しい緑色の葉で知られていますが、実は垣根としても最適なハーブなのです。ここでは、その過程と必要なステップについて詳しく説明します。

6月の様子

 植え付けの準備

まず最初に、垣根を作る場所を選び。ローズマリーは日当たりの良い場所を好むため、基本的には日当たりの良い場所としました。垣根であるのでハーブガーデンをぐるっと囲むように植え付けます。この植え付ける株はあらかじめ挿し木で育てた苗を使用していきます。

また、土壌の準備も重要です。ローズマリーは排水性の良い土壌を好むため、排水性のよい腐葉土を鋤き込んで植えます。肥料は少なめにしていきます。

 

 

ローズマリーの選定


次に、垣根に適したローズマリーの品種を選びました。私は、成長が速く、密集して育つローズマリーセイレムという品種を選びました。この品種は、緑色の葉と香り高く耐寒性にも優れている点で選びました。

 

植え付け


ローズマリーの苗を等間隔に植え付けました。植え付けの間隔は約60㎝にしました。立性のローズマリーですが生育期には横へのボリュームも出てきます。なるべく縦に伸ばせるように脇枝は適宜剪定していこうと思います。

垣根を植える場所。

水やりとメンテナンス

植え付け後は、根が定着するまでしばらくの間、定期的に水やりをしました。しかし、ローズマリーは乾燥に強い植物なので、根がしっかりと定着した後は、水やりの頻度を減らしました。その後は降雨のみでの管理としています。また、垣根が形を保つために、定期的に剪定を行いました。

 

成長と成果


植え付けから2年が経ち、ローズマリーの垣根は見事に成長しました。香り高い葉が庭を囲んでくれるまでに成長してくれています。しかし不意に枯れることもあるのでその時は新たな挿し木株を植え付けようと思います。

 

結論

垣根を作ることで一段とハーブガーデンさが増しました。植えたローズマリーは100本以上。北側への植え付けは住宅があり日陰となるため東西南と植えました。耐寒性の高い品種で冬枯れも最小にできました。今後の成長を見守っていきたいと思います。

ハーブと高温多湿

ハーブを育てていると様々な書籍を見たり、ネットでの情報を検索したりします。その中で「高温多湿が苦手」などの文言を見かけます。

高温多湿って一体何?高温多湿になるとどうなるの?

私がハーブを育てはじめた当初に直面したことを交えて高温多湿下のハーブの状況について綴っていきたいと思います。

高温多湿とは?

気温が30℃以上、湿度70%以上の状態を指します。

我が国では梅雨時期がそれに該当します。秋も長雨シーズンがありますがやはり高温多湿環境になると思われます。

私の住む関東地方では例年6月の中旬くらいには梅雨宣言が出るのでその前後から雨が続くことになります。

じめじめして過ごしにくい時期です。

高温多湿が苦手なラベンダー

葉が密集すると蒸れを起こす。

葉が密集すると空気の流れが妨げる原因にもなり湿気がこもってしまいます。

この高湿度の環境は葉が正常に呼吸や水分の調節が行えなくなりそこから細菌やカビが繁殖し葉が弱ってしまい腐ったりします。

特に春先からの成長期で葉が生い茂り、風通しも悪化していくことにもなるのです。

開花したラベンダー。葉は密集している。

梅雨前には剪定を

ラベンダー以外にもローズマリーやタイム、レモンバームなどヨーロッパ原産のハーブでは冬に強い反面、高温多湿の環境には弱い側面があります。

イングリッシュラベンダーやラバンディンラベンダーでは6月に開花を迎えることになります。高温多湿という環境に加え、開花(開花や種に栄養を注ぐので株が弱りやすい)という非常にデリケートな状況になります。

夏を越すためには花を収穫しつつ全体の剪定もしておきたいところです。

花後に剪定したラベンダー

おわりに

今後雨の予報が増えてきました。本格的な梅雨時期に備えて剪定の作業が忙しくなりそうです。5/30現在ではまだこれから咲こうとしているラベンダーグロッソもあるので、タイミングをみて収穫、剪定をしていきたいと思います。

 

どくだみが開花。チンキを作ってみよう。

どくだみが勢いよく増えています。あっという間に玄関の周辺を占領されました。

この場所は毎年どくだみが繁殖するエリアでもあるので毎年の恒例でもあります。

多年生植物のどくだみは地下茎の伸ばし勢力を拡大していきます。上部だけ摘んでも地下茎が生きている限り新たな葉を出してしまうのです。

どくだみに覆われるエリア

特有の香り

どくだみは繁殖をする一方で特有の香りを持ちます。「デカノイルアセトアルデヒド」とよばれる成分によるもので抗菌作用があり、乾燥すると香りは消失してしまいます。

かなり特有な香りであるため、好き嫌いが別れるところ。

ほかにも様々な効能成分を持ち「十薬」とも呼ばれたりもします。

利尿作用や虫刺され、腫れ物などなどどくだみの成分は多岐に渡るのが特徴です。

かなり強い香りです。

どくだみの開花

6~8月にかけて白い花を開花させます。白い花びらは総苞辺とよばれ葉が変化したもので、花は薄い黄色の集まりが花なのです。

特に開花期は有効成分のクエルシトリンという成分が豊富になることからこの時期の収穫が良いとされます。

どくだみは全草(花、葉、茎、根)に有効成分があるとされます。

チンキを作るために収穫しました。

チンキづくり

収穫したどくだみは軽く水洗いしました。根も活用できますが泥や汚れの付着もあることから今回は花、茎、葉を使用しました。

水洗い後はしっかり水気をとっていきます。

洗浄後、乾かしました。

水気が十分に除去できたら、消毒した瓶にどくだみを詰めていきます。

どくだみがしっかり浸かるように、適量を入れました。

花と葉を分けてもかわいいですが、今回は両方一緒に浸けていきます。

ちなみにウォッカで浸けています。とくだみがしっかり隠れるように注いでいます。

37.5°のウォッカで浸けました。

これを冷暗所に1~2か月ほど置いて浸出を待ちます。

おわりに

夏場の庭作業ではよく蚊に刺されます。刺されるとどくだみチンキを塗布しています。

どくだみの持つ抗菌作用が効くのか痒みは短時間で収まる気がしています。

あくまで個人の感想です。アルコールに弱い方などは注意が必要です。

コメントの中には乾燥させてのどくだみ茶以外にお風呂にどくだみを入れたり、天ぷらにしたりといろいろな活用法があるのだと感じました。

開花してきたどくだみ、忌み嫌われる植物ではありますが、試しにチンキを作ってみるのも面白いかもしれません。

昨年は花だけでつくりました。

2月に強剪定したラベンダーの5月の様子

ラベンダーグロッソを育てています。今年で3年目を迎える株たちで、

2月に強剪定をしました。

ラベンダーにはいくつか種類がありまして、4月頃から開花するストエカス系(フレンチラベンダー)や6月頃開花を迎えるラバンディン系やアングスティフォリア系(イングリッシュラベンダーが代表的です。

ラベンダーグロッソは6月に開花を迎えるラバンディン系のラベンダーです。

なぜ強剪定と言うのか?

ラベンダーの太い枝や込み入った枝を剪定しコンパクトに保つための剪定です。

適期は2~3月頃までに行い、剪定することで古い枝を除去し新芽を増やし花数を増すことができます。

2月、剪定前のラベンダーグロッソ

2月のラベンダーの状態

ラベンダーは常緑のまま冬を越します。開花後に剪定した後、葉を茂らせ冬まで経過しました。このまま剪定をしなくても開花はします。しかし剪定をしないと古い枝がそのまま成長してしまい木質化が早まってしまいます。

剪定をすることで木質化を遅らせることにもなるのです。

強剪定した株

新芽を残し全体を剪定し、地面に接触している枝や枯れた枝などを除去しました。

骨組みだけになっていますが小さな新芽が所々から出ています。

5月になると…

暖かくなると新芽も成長し始めます。剪定直後のラベンダーとは打って変わって青々としてきます。

開花まであと一ヶ月。まだ花芽は出てきてはいませんが新芽の成長はとても早い。

 

レモンバーベナの新芽

レモンバーベナは南米原産、クマツヅラ科の落葉低木ハーブです。和名を香水木と呼ばれレモンの強い香りが特徴です。

4月下旬新芽が出始めたレモンバーベナ

レモンバーベナの栽培の特徴

レモンバーベナは暑さに強く、比較的寒さに弱いのが特徴のハーブと言われています。

私が栽培する埼玉県では露地植えでも越冬可能です。

落葉樹なので冬場は葉が枯れ落ちてしまいますが、株自体は枯れたわけではないのでそのまま春を待ちます。4月中旬から5月頃に新芽を出してくれます。

冬場は見た目は枯れ木。

他のハーブに比べると新芽が出るタイミングが遅いと感じますが、じっくり待ちましょう。枝から小さな新芽が出てきてくれます。

もちろん鉢植えでの栽培も可能です。冬越しに際し室内で越冬した場合は葉は落ち切らず春を迎えることもできました。

 

新芽が出るタイミングには個体差もある。

さて、4月下旬にレモンバーベナを確認しに庭を散策したところ、すでに新芽が旺盛に出ている株とそうでない株があることに気づきました。

半日陰に植えた株。新芽が良く出ています。

比較的日当たりが良い場所に植えた株。新芽はわずか。

木々に遮られ半日陰になる場所に植えた株は霜や寒風を軽減できたのか。

また、株元には自然と落ち葉が。マルチングの役割をしてくれたのかな。

 

レモンバーベナが好む環境は?

日当たりを好むハーブなので、日陰より日当たりを。

半日陰に植えたレモンバーベナはやや徒長気味に成長しています。

暑さを好むハーブでもあるので6月以降から大きく成長します。

 

おわりに

4月下旬となり、いまだ新芽が出ていない株もあります。これから出てくると思われますので「枯れた!」と思うのはまだ早いかもしれません。

もう少し待ってみましょう。