カタバミは薬草としても活用できます。

暖かくなりカタバミが至る場所から出てきました。四つ葉のクローバーのような見た目のかわいい野草ですが、コンクリートや砂利の間からも現れるとても頑強で繁殖力の強い植物です。

緑や紫のカタバミ

カタバミの生態

カタバミ科カタバミ属の多年草で地面に根を深く下ろし、匍匐茎で地を這うように拡大します。根が深いので根絶するのが難しく、急速に繁殖します。

春と秋に黄色い花を咲かせます。葉はクローバーのようなハート型をしており、シュウ酸を含有しクエン酸等も含むので葉を噛むとレモンのような酸っぱさを感じます。

コンクリートと防草シートの隙間から出てくる。

カタバミの増え方

匍匐茎で急速に拡大するのと、開花後に種を形成するので種からも増殖することができます。

太い根と匍匐茎

カタバミの効能

かつては生薬として活用されていた薬草です。消炎効果や解毒作用があると言われ虫刺されの患部に擦り付けて使用したりもします。

食用としても用いられサラダや天ぷらとして食すことができます。

 

カタバミは本当至る場所から現れ急速に拡大するので抜いても抜いてもキリがありません。根をしっかり抜くのも非常に困難で途中で切れてしまったりで結局同じ場所から、再び現れるの繰り返し。

そんなカタバミですが消炎効果があるのでチンキにして成分を抽出して、用いるのも面白いかもしれません。